Schneider Kreuznach PC-TS SUPER ANGULON 50mm F2.8 HM

シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8の魅力

シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8レンズとは、ドイツのシュナイダーというレンズメーカーが製造販売するティルト・シフトレンズを言う。

シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8のスペック・性能

ティルト範囲最大8度、360度回転
シフト範囲最大12mm、360度回転
最小焦点距離0.65m
対応センサーサイズ24×36mm
イメージサークル79.2mm(無限大時)
サイズ約139mm×108mm(突起物除く)
重さ約1400g
フィルター径95mm
対応マウントキヤノン EF / ニコンF / ペンタックス / ソニー
三脚座(マウント側でなく)レンズ側に付いている
発売日2012年5月10日発売
国内定価の推移 ※国内輸入元 マミヤ・デジタル・イメージング株式会社の定価
2012年5月10日~:480,000円(税別)、504,000円(5%税込)
2013年7月1日~:600,000円(税別)、630,000円(5%税込)
2014年4月1日~:600,000円(税別)、648,000円(8%税込)
2014年4月21日~:700,000円(税別)、756,000円(8%税込)

レンズ沼における シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8の魅力

Schneiderと書いてシュナイダーと読む、Kreuznachと書いてクロイツナッハと読む、またSchneider Kreuznachと略してSKとも呼ぶ。ここでドイツ語を多少学んだことがある方はクロイツナッハという言葉の響きの美しさに気付くだろう。クロイツナッハの「ナッハ」は日本語のナッハとちょっと異なりのどの奥の方で空気を強く擦るように通らせながらハを響かせる。「シュナイダー クロイツナッハ」という言葉の響き。それは日本語でも、英語でも無いこの独特の響きにまずやられてしまう。そして、このアンギュロンという言葉も素晴らしい。日本語で「ギュロン」と言う言葉があるだろうか。アンギュロンってなんだろう、海外の高級レンズメーカーを想像させるこのアンギュロンという響きが美しい。シュナイダー社は、100年以上も昔に遠いドイツのクロイツナッハ市で創業されたレンズメーカーであり、現在は高級レンズを製造販売している。

恐らく、このページにたどり着いた方は、ミニチュア写真のような写真を撮りたいと思った方やマクロ撮影時にパンフォーカスで撮影したりするためにティルト・シフトレンズを欲しいと思いキヤノンやニコンのティルト・シフトレンズを探しているうちに、シュナイダーのティルト・シフトレンズであるPC-TSを見つけて、ネット上でシュナイダーレンズ情報を探している方ではなかろうか。筆者もそのうちの1人である。ネット上でシュナイダーPC-TSレンズの写真を見つけてそのレンズに刻まれた青いラインを美しいと思い、そして、キヤノンやニコンのティルト・シフトレンズよりも遥かに高性能なレンズであることを知った。レンズの実売価格は40万円以上と高額ではあるが、何とか頑張れば購入できる金額である。ネット上を様々なワードで検索しながら、シュナイダーPC-TS 50mmレンズの情報を集めた。そして、昨夜遅く、購入ボタンを押してしまった。

本ページを執筆している本日現在、納期は1週間程度とのことなのでまだレンズは届いて居ない。

シュナイダー レンズ 用語解説

SKとは

SKとは、Schneider Kreuznachの略で、シュナイダー クロイツナッハと読む。100年以上前にドイツのクロイツナッハ市で創業されたシュナイダー社を意味する。

アンギュロンとは

アンギュロン(ANGULON)とは、シュナイダーの広角レンズに使われる名称である。ANGULONとは、日本語では広角を意味する。SUPER ANGULONとは、超広角という意味である。所で、50mmという焦点距離は一般的な国内の一眼レフやライカMにおいては広角ではなく標準レンズであるが、シュナイダーはもともと中判、大判カメラ用のレンズを作っていたメーカーであり、中判、大判カメラにおいては50mmレンズは広角レンズの部類に含まれる。

PC-TSとは

シュナイダーのティルト・シフトレンズ名には、PC-TSという文字列が含まれるがここでPC-TSとは、Perspective Control Tilt Shiftの略である。パースペクティブ、つまり遠近感をコントロールできるティルト・シフトレンズである、という意味である。

HMとは

シュナイダーレンズ名の中にHMが含まれるレンズが存在するが、ここでHMとは、high-modulation glass elementsが使われているという意味である。日本語では、異常分散ガラスが使われているという意味である。ニコンやキヤノンでは異常分散ガラスをEDガラスと呼ぶ。これらの特殊なガラスを用いることにより、各種収差を効果的に軽減できる。

シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8 開封


MAPカメラからPC-TS 50mm f/2.8が届いた、箱の上にはアマゾンで購入したレンズフィルター


この四角い箱の中にシュナイダー PC-TS 50mm f/2.8が入っている。


箱を開けると、レンズケースの中にビニール袋に密封されたシュナイダー PC-TS 50mm f/2.8入っていた。


ビニール袋を開封すると・・・・・ドイツの空気の匂いがした・・・・ような気がした。


ビニール袋の中には手書きサイン入りの小さな紙が入っていた。検品者のサインだろうか。手作り感あふれる演出が嬉しい。


その他の標準系レンズとサイズを比較してみる。ニコン AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、ライカ NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPHシュナイダー スーパーアンギュロン PC-TS 50mm f/2.8、キヤノン EF 50mm f/1.4 USM、キヤノン New FD 50mm f/1.8。並べて比べると、シュナイダーPC-TS 50mmの大きさが際立つ。


同時に購入したレンズフィルターを装着すると・・・・なんと、シュナイダー純正のレンズキャップが装着できないことに気付く。シュナイダーレンズキャップは、レンズフードのようにレンズ外周の凸部に装着する形になっており、レンズフィルターを装着すると、レンズフィルターに引っかかってレンズキャップが装着できないのだ。95mmのレンズキャップを別途購入することにしよう。

シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8 作例


シュナイダー PC-TS 50mm f/2.8のファーストショットは、レンズを前方下方向へティルトさせて、斜めに撮影したライカM+APO MACRO ELMARIT-R 100mm f/2.8を上部パンフォーカスで撮影。F値は2.8でこのショットなので、もっと絞り込めばさらにパンフォーカス効果を実感できるだろう。通常、この角度で撮影すると、ライカMの「M」のロゴにしかピントが合わずにレンズ前方はぼけてしまう。上記写真ではライカMのボディの「M」のロゴから、レンズキャップまで見事にフォーカスが合っている。これだっ、これがシュナイダーPC-TSレンズに求めていたものだ。


次に、逆あおり撮影テスト。シュナイダー PC-TS 50mm f/2.8のレンズを前方上方向へティルトさせて、斜め下を撮影するとこのようになる。ピントの幅が非常に狭く写る。これが俗に言うミニチュア風撮影だ。斜め下方向の景色を逆あおりで撮影すると、ミニチュア写真のように撮影できる。しかし、ミニチュア写真は、ティルト・シフトレンズを利用せずに、ソフトウェアを使ってある程度のミニチュア風写真に加工できてしまうが、あおり機能を使った斜めに撮影した場合のパンフォーカス撮影はソフトで再現できない、ティルト・シフトレンズを使う意味がここにある。

ライカ M240で シュナイダー PC-TS(ティルト・シフト)レンズを利用する方法

シュナイダーPC-TSレンズは同じ光学系で複数のレンズマウントを用意している。シュナイダー PC-TS スーパーアンギュロン 50mm f2.8レンズでは、ニコン、キヤノンEOS、ソニーα、ペンタックスKの各マウントを選択できる。これらレンズのフランジバックは、ライカMマウントよりも長いため、レンズとライカMの間にマウントアダプターを接続することによりシュナイダーPC-TSレンズをライカMで利用することができる。筆者は、ライカM240に加えてニコンD4を所有するため、今回PC-TS 50mmのニコンマウント版を購入した。マウントアダプターを利用してライカMで本レンズを利用する。

関連記事: ティルト・シフトレンズ, レンズ沼
関連リンク: シュナイダー社公式サイトシュナイダー PC-TSレンズリスト(公式)

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