フランジバックとは

フランジバックとは？

フランジバック（英語： Flange Back）とは、レンズ交換式のカメラにおいて、レンズマウントのマウント面からフイルム（または撮像素子）までの距離のことを言う。

代表的なマウント別 フランジバック一覧

代表的なカメラメーカーのフランジバックデータは次の通りである。

上記の通り、キヤノンやニコンの一眼レフに比べてライカ Mマウントのフランジバックは短い。このフランジバックの違いにより、レンズとボディの間にマウントアダプターを利用することにより、ニコンレンズをライカMで使うことや、キヤノンEFレンズをライカMで使用することができるのである。また、ライカ製の優秀なレンズが多数あるライカRマウントレンズを、マウントアダプターを利用して、ライカMで利用することもできる。ライカMはライブビューや電子ビューファインダーが利用できるため、距離計に連動しない他マウントレンズをライカMで利用することができる。

なお、フランジバックが長いレンズをフランジバックが短いマウントのボディに利用可能かどうかはその距離の違いだけでなく、レンズ側の絞りレバーなどがマウントに干渉しないかどうかによっても変わってくる。レンズ、ボディ側のマウント名＋マウントアダプターでネット検索を行いマウント変換アダプターが存在するかどうかで利用可能かどうかが分かる。また、アダプターを利用せずに、マウントそのものを交換して別マウントに変換するという手法も存在する。

関連記事: ライカでニコン レンズを使う, ライカRレンズをライカMで使う,

フランジバックの長いレンズを、フランジバックの短いカメラで使える

ライカMレンズ(フランジバック27.8mm)をライカT(フランジバック 不明)で利用する

⇒ライカMレンズをライカTで使う

ライカRレンズ(フランジバック47.15mm)をライカT(フランジバック 不明)で利用する

⇒マウントアダプターを2つ重ねてライカRレンズをライカTで使う

ライカRレンズ(フランジバック46.5mm)をライカM(フランジバック27.8mm)で利用する

⇒ ライカ RレンズをライカMで使う、記事詳細。

ニコンGレンズ(フランジバック47.15mm)をライカM(フランジバック27.8mm)で利用する

⇒ ニコン GレンズをライカMで使う(ニコンGレンズの電磁絞りも絞り込み操作可能)、記事詳細。

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