画角とは

画角とは？

カメラで撮影する際に、写真に写る範囲をレンズから見た角度を画角（がかく、英語： Angle of view）と言います。画角は、焦点距離の小さい広角レンズは広く、焦点距離の大きい望遠レンズは狭くなります。また、撮像素子の大きさによっても画角は異なり、撮像素子の大きさが小さくなれば実際に写真に撮影できる画角は狭くなります。

ライカM、ライカM9 の画角

ライカ判（ライカM2、M3、M4、M5、M6、M7、M9、ライカM typ 240、M10など）の撮像素子 36×24mmを基準とした画角一覧表は次の通りです。一般的なフィルムの撮像範囲のデジタルカメラセンサーはフルサイズセンサーと呼ばれます。

なお、上記の値は、無限遠を撮影する際の画角の目安です。広角系、特に魚眼レンズでは上記の値は当てはまりません。また、マクロレンズ等で近距離撮影する際も、上記計算値から誤差が発生するので、あくまでも目安として使ってください。

ライカM8、ライカM8.2 の画角

ライカM8、ライカM8.2のAPS-H判 撮像素子 27×18mmを規準とした画角一覧表は次の通りです。ライカM8、ライカM8.2の撮像素子は、ライカ判よりも小さいので、同じ焦点距離のレンズで撮影しすると画角はライカ判より小さくなります。ライカ判と比べると、1.33倍の焦点距離のレンズを利用したと同等の画角になります。

焦点距離から画角を計算する計算式

焦点距離から画角を計算するエクセルの計算式は次の通りです

画角 = (180/PI())*2*ATAN(撮像素子の範囲/(2*焦点距離))

例）
撮像素子の50mmレンズの場合、焦点距離＝50
撮像素子の範囲36mm（ライカ版の水平画角を計算）は、撮像素子の範囲＝36、とすします。

対角線の画角を計算するには、撮像素子の範囲の数字を 「=SQRT(36*36+24*24)」とすると、ライカ版の撮像素子の対角線の長さ(mm)で計算します。

関連用語: レンズ沼
関連リンク： ライカカメラ Mシステム 現行レンズリスト（公式サイト）

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