ライカレンズは、レンズの明るさ(開放絞り値)別に次の名称が付けられている。
上記に掲載されていない現行レンズは、ライカ 現行レンズリスト (公式サイト)で確認できる。
ライカのレンズの魅力とは?ニコンやキヤノンなどの高級レンズでは、レンズの収差が少ないのが良いレンズとされているが、ライカレンズは、現代のレンズでは短所と考えられているレンズ収差が長所と考える。写りが悪い(?)のが味になってしまうのだから不思議である。収差のあるレンズでありながら、キヤノンやニコンの国内メーカーレンズよりも価格は非常に高い。また、距離計連動方式フォーカス機構の関係上、Mマウントレンズにズームレンズは存在しない、ライカ純正の現行レンズでは超望遠レンズ、魚眼レンズも存在しない。
ライカのレンズは、焦点距離も限られ、収差もある。欠点こそがライカレンズの魅力の本質であり、短所があるのが個性とも言える。完璧なレンズは面白いだろうか?弱点があり、欠点があるからこそ愛される、魅力がある、それがライカレンズなのだ。
筆者は、元々キヤノンとニコンを使ってきた。それは完璧で美しい写真が撮影できて喜んでいたが、2013年にライカを購入し、ライカレンズを購入した所、その周辺減光や、収差のある癖のある写真を見て衝撃を受けた。なんだこれは?これが100万円以上するレンズの写りなのかと正直思った。しかし、何枚もライカレンズで写真を撮影し、その写真を眺めているうちに、ライカの魅力に引き込まれていった。ニコンレンズで撮影した画面全体均一に、隅までくっきりと写る。しかし味気ない。ライカのレンズは透明感と立体感があり、空気感まで写る。何かが違う、ニコンやキヤノンの完璧な写真とは違う、魅力ある写真が撮影できるのだ。
ライカ Mマウントのおすすめレンズは何か?と聞かれたら、全てと答えたい。何を撮りたいか、どんな写真を撮りたいかによって、人それぞれ、おすすめレンズは異なるからだ。
筆者が所有するライカレンズは、現在LEICA 50mm NOCTILUX f0.95一本だけである。そして、上記作例からリンクするphotohitoや、flickrなどの写真SNS上の多数のレンズ作例を眺めるうちに、欲しいレンズが現れた。
今、筆者が一番欲しいレンズは、ズミルックス 21mm f/1.4と、Leica Summilux-M 35mm ASPH.である。
■2014年3月1日追記
LEICA 50mm NOCTILUX f0.95に加えて、
ズミルックス 21mm f/1.4、APO MACRO ELMARIT-R 100mm f/2.8のレンズを追加購入した。別途レビューを追加するのでお楽しみに。
■2018年10月1日追記
さらにレンズを買い増した。SUMMICRON 50mm f2、ELMARIT 28mm f2.8の中古レンズに加えて、Leica M3を購入した。
■2018年11月1日追記
SUMMILUX 35mm f/1.4を購入した。
■2019年3月22日追記
Leica APO-Summicron-M 50mm ASPH. LHSA を購入した。
ライカには、Mマウントレンズの他に、中判デジカメのライカSシステム、既に製造終了になってしまったライカ Rマウントレンズや、昔のLマウントレンズも存在します。マウントの形が異なるため、ライカM240やM10-DなどのMマウント対応レンジファインダーに直接レンズを付けることはできないが、マウントアダプターを介して、Rレンズ、Sレンズ、LレンズをライカMシリーズで利用することができる。
ライカM240、M10-Dの優れている点は、ライブビュー撮影が行える点だ。ライカM240にはEVF2電子ビューファインダー、M10-DにはVISOFLEXを利用することにより、一眼レフやミラーレス一眼のようにファインダーを覗きながら正確なピント合わせを行うこともできる。ライカM9までのレンジファインダーは、フォーカスを行うために距離計を使うか、目測でピント合わせを行わう必要があったが、ライカM240以降のMシリーズレンジファインダーはライブビュー、電子ビューファインダーを使えるため、マウントアダプターを使って距離計に連動しないレンズや他社製レンズを利用することができるのだ。
関連記事: ライカ APO マクロ エルマリートR 100mm f/2.8 (ライカRレンズの中でも神レンズと呼ばれるレンズ)
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関連用語: NOCTILUX, SUMMILUX, SUMMICRON, SUMMARIT, ELMARIT, ELMAR, ASPH, レンズ沼
関連リンク: ライカカメラ AG 現行レンズリスト(公式サイト)
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